何故!水が止まらなくて工事が出来ない
こんにちは小林設備です。住宅の色々なトラブル等を水周りを中心に解決策、等をお伝えしていきます。
実際の修理なども受付いたします。
また工事施工例なども随時、公開していきます。宜しくお願いします。
今回の依頼は、お客様のご自宅にて洗面化粧台の交換工事を実施しようとしたところ、水道メーターのバルブを全閉にしても水が止まらず工事が出来ないと言うことで、そちらの業者の方は、電気の量販店さんで、水道設備業者では無い為水道メーターの部分の工事までは出来ないとのこと、その為に当社に依頼が来ました。
何故メーターを全閉しても、水が止まらないのかを調査したところバルブの内部の摩耗による破損が原因では無いかと思います。バルブ交換の工事を行い事なきを得ました。
何故、このような事が起きたのか?
それはお客様の故意による事があり得ます、節水のためにバルブを半分閉める行為を行ったそうです。このことを行うと、水圧によりバルブ内部の通水部分を遮断する部品が削り取られてしまいいざ閉めようとする時に全閉にならなくなるのです。
節水をするには各箇所(キッチンのシンク下の止水栓バルブや洗面器の収納部の中にある止水栓)(水栓類は個々に付いている-にカットされている部分)を絞る方法が正当な方法です。
もしこのお客様のようにバルブの内部が破損してしまうと、それを直すのに相当な金額が掛かる場合ありますのでご注意ください。
メーターBOXの内部のバルブは、全開か全閉のどちらかです。
ここで豆知識を一つ水道メーターは8年ごとに交換です。その時にもバルブは開け閉めします。もしその時にこの症状が起きると、水道局の依頼を受けている業者も、メーター交換を作業していきません。まずこの不具合を直してくださいと言われますのでご注意ください。